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鑑図学科新最

私、どうしたわけか研究所などという大仰な名前のところに勤めております。その関係上、最新の科学には詳しくなくてはなりますまい。というわけでこんな本を購入しました。
book001.jpg
「最新科学図鑑」と書いてありますので、最新の情報が手に入るに違いありません。
なんか漢字が現在と違うフォントだったり、右から左に書かれているのはご愛嬌です。
まあ最新ですから。

おもわずこの本の自慢。
えー、裏書を見ますと、1931年出版。岡邦雄著。
古本市で500円の値がついていたので、おもわず衝動買い。
レジで店員が500円となっているのに動揺して、この値段でいいのか店長に聞きに行ってしまいましたが、店長、太っ腹なところを見せてそのまま売ってくれました。店長ステキ。

購入したのは、第一巻の「科学文明史」と第四巻の「人間の科学」。
まだちゃんと目を通していないのですが、人種別の解説とか、危険な香りがして素敵です。
あんまり目いっぱい開くと本が悲鳴を上げるので、中のスキャンはちと困難。



なんっつうか、見てきたような口調で堂々と語られていてステキ。

たとえば科学文明史の第三章では、古代の数学の発祥が
三人の少年の図入りでこんな感じに語られています。
book002.jpg

「太古の時代に支那、黄河の岸近くに一人の陶器師が住んでいたがその子供に張といふ少年が居た。」
・・・えらい断言してますが。先生、この子は実在なのでしょうか。

「或る日、張のお父さんが自分のこさへたお皿の類を棕櫚の葉に書きとめているのを見て、始めて十進法に従う数字の書き方を覚えた。それらの数字からいろいろの進歩があって今日東洋で一般に用いられている一、二、三、四、五、六、七、八、九、十の数字となったことはいふまでもない。」
・・・いふまでもないのか?つうか、張君は、はたして漢数字の発展に貢献したのか定かでない。


「又その頃、メソポタミア川のほとり(即ちバビロニア)にルーガルといふ少年が居た。」
・・・その頃って。アバウトに同時代の少年なんですね。きっと。

「その子のお父さんは商人で軟らかい粘土に数字を書いた。それをルーガルが教はった。これらは皆楔の形をしている。」
・・・張君につづいて、無名の少年だったか、ルーガル君。しかし出番はこれだけ。後日談はなし。
思わずルーガルという名前で歴史文書が残っているのかとgoogle検索してしまいましたが、どうもそういうこともない模様。

三人目のアーメス君は、パピルスとアーメス文書のお話になって長いので略。
とはいえ、不勉強な私は「アーメス文書」なんて始めて知ったので、確かに勉強になっている。分数はあったが、分子は常に1だったのか。へー。
30へーくらい。



まあ、一事が万事こんな感じで、異様にマニアックな内容がさも見てきたように書かれている。
かといってトンデモ本でもない。マジメかつ微妙にずれている。
年代をおいといてもかなーりステキな本です。私の中で古本ブームになりそうです。
大事にして楽しんで読んで行こうと思ってます。ハイ。

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三ちゃん、こんばんは。
今回の内容、爆笑です。
今度読ませてねー!!

どーもです。
ちとマニアックに微妙な笑いだったので、この文章でわかってもらえるか不安でした。
この本、すげえおもろいです。
ピラミッド作る図に、社会主義的なツッコミが入ってたりして、すげえ微妙におもろい。
今度持ってきます!
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