スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

香車の言い分

王の言い分



王はこう言った
「君さあ、本当にポテンシャルはあると思うんだよ。動きも速いし、突進力もあるし。ここ一番でよくやってくれて、助かってるしさ。僕としては本当に期待してるんだよ。
  ただね、なんていうかな。もうちょっと融通を利かすっていうのかな。下がる余裕っていうか。横に一歩それるだけで見えてくるものってのがあると思うんだよね。
  長く続けるにはそういうの大事だし。
  それさえできればさ、君はあの飛車にだってなれると思うんだよ。そういう期待をもってしまうんだけどなあ。君を見てるとさ。だからその…」

香車はこう言った
「・・・・仕様ですから」

香車の人間関係



香車はこう言った
「桂馬は好きですよ。まあ尊敬しているというか。僕とはやり方が違うんで、時々やきもきすることもあるんですけど、彼は僕には見えてないもの見えていると思うし。彼のポテンシャル出たら、こんな勝負あっという間にけり付くんじゃないかと思うことあります。
  何だろう、「小駒」の連帯感っていうのかな。守りには向いてないんですよ。僕たちは。
  そのあたり、金や銀にはわかってもらえないんだろうなあ、と思いますね。もちろん、大駒ってのが大事なのもわかるし、尊敬しているんですけど。やっぱり守りより攻めを選んでしまうのは、…ある意味、僕の欠陥なんでしょうかね。でも、そういう特性の違いってのは、認識してもらいたいんですよ。お前は守れない、って言われてもね。攻めてるのは目立ちたいんじゃなくて、そもそも僕たちは、それしか存在意義がないっていうか。
  角なんかはすごいなあ、と素直に感心しますね。すごい軌道描きますよね。僕とは違う世界に生きているんだよなあ、とおもっちゃいますよ。
  飛車ですか。・・・ううん、困ったなあ。一番わかり易い目標ですしね。下手なこというとまた怒られるし(笑)
  でも、なんか大変だろうなあ、って思っちゃうんですよ。一挙手一投足を期待されるじゃないですか。その点、僕は気楽ですからねえ。前見て突っ込むだけでいいわけですから。このくらいの役のほうが、肩こらなくていいんですよ。
  あ、歩ですか。やばい、最後になっちゃった。うん。大変だなあ、と思います。よく助けてもらいますしね。彼らには『俺たちを見下している』とかたまに言われるんですけど、誤解ですよ。あ…まあ、そういう気持ちが全く無いか、と言われると難しいところなんで困っちゃうんです。でも、彼らなしでこのゲームは成り立たないでしょう。行き着くところ行くと、僕も彼らも動きは変わらないしさ。ねえ?」

元香車の言い分



成り全はこう言った
「私もねえ、昔はブンブンすっ飛んでったもんなんですよ。あのころは若かったなあ・・・。
  確かに、すっかり守りに入ったって思うこともあるんですけどね。でもしょうがないじゃないですか。いつまでも香車やってるわけにも行かないんですよ。横に動くことも覚えて、まあ、ぼちぼちとね。
  でも、なんて言うかな。生まれつきの金とはやっぱりなんか、扱いが違うなあ、とは思いますね。ほら、なんか小さいでしょ。なんか貫禄ないんだよなあ(笑)
  まあ彼らには送れない生活も送ってきたわけですし、後悔はしてませんけどね。
  ただ、時々昔を思い出すんですよ。あのころは楽しかったなあ、って。・・・今の立場なんて打ち壊しちゃえば、また香車ができるんじゃないかなあ、とかね。
  ハハハ、冗談ですよ。そんなことしたら、敵側ですから。」


語り部のコメント



つうか、俺に「マネージメント」やらせるつもりなら、この会社出てくぞ、とかなんとか上司に言おうとしたり言わなかったり。やだね、ビジネスって。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

3tohei

Author:3tohei
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。