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愛されるスネオの立ち位置

「中国各地で反日デモ・広州で2万人、深センは1万人」
というのを見て、
なんか、やっぱり要するにニッポンって国は
…嫌われてるんだな、ご近所からは。
と思った。
こういうことを書くと自虐的と怒られるのかな。不快に思われたら陳謝。
*

「反日教育を国家レベルでやっているからだ」
というご指摘はごもっともだと思います。
思いますが。
でもまあ、なんでそんな教育されているかというと、
要するに嫌われてるんじゃないでしょうか。もう理由とか関係無しに。

ほら、小学校のクラスとかでも、嫌われる奴ってのは、
言いがかりみたいな理由こじつけてでも非難されるじゃないすか。

*

まあ、立ち位置的にはスネオに近いというか。
お金持ってるし。
ジャイアンと妙に仲いいし。
「お前の敵は俺の敵同盟」とか、声高にさけんでいるし 
(正確には叫んでいた、か?)

あ、最近牛丼の材料買わないのでジャイアンから怒られてるけど。

ついでになんか、そろそろジャイアンから離れて独立したいという
思春期的自我も芽生えてきたらしい。

*
自立するならするでいいのですが、それならなおさら、

「嫌われないスネオになるには、どうしたらいいんだろう」
とか思ったりするわけですよ。病的に自信欠乏症な僕などは、

いや、嫌われることをオドオド気にするのが良くない。
そうかもしれない。
むしろ胸を張って
「僕のパパは金持ちだ!それのどこが悪い!」
と叫び返してみる。
まあ、それでもいいんだけど。・・・なにか違う気もする。

*

アメリカが世界で嫌われているのと
日本が東アジアで嫌われているのと
根本的にはおんなじ話なんだろう。
それが、勝ち組へのひがみゆえなのか、勝ち組の驕りがはみ出ているゆえなのか
あるいはその両方なのか。

でもまあ、
ぶっちゃけ、理由なんてどうでもいいんですよ。
南京で大虐殺があろうがなかろうが、嫌われてるものは嫌われてる。

嫌われている奴が正々堂々反論して、理屈で論破して嫌われなくなった
…そんな奴、僕はいまだかって見たことが無い。

そういうことでウジウジ自己正当化を訴えるよりは、
「何をおいても必要とされる」 
「こいつが居てくれて良かった」

というようになるのが、
「愛されるスネオ」 への近道なんでは無いかと思う。

*

まあ、今後、
・ジャイアンと仲良くしていくのか、
・亜細亜のご近所と仲良くするのか
・あるいは一人で遊ぶことを覚えるのか
どれがいいのか、よくわかりません。
どれでもいいです。

でも、「誰かと仲良くする」なら、それなりの
話し方はした方がいいんじゃないかなあ…

と、「ローレライ」を見て思った。
いや、原作も読んだし、確かに面白いんだけどさ。
確かに、すげえよくできてるんだけどさ。
確かに、日本人視点では痛快なんだけどさ。
面白いだけに、ちょっと不安になる。

なんかこう、アメリカ発のアンチ・ジャパン・ストーリー
「パールハーバー」とか「日米開戦」「合衆国崩壊」とか
読んだあとの落ち着かなさを思い出すというか。

…自国への愛国心を高揚させるためには、
他国の気に触るような物語は必須なんでしょうかねえ。

(ローレンツさんとかは、脊椎動物の動物行動学の見地から
 そういう「仮想敵」ってのはグルーピング戦略の基本だ、と書いてましたが。)

*

いや、上のぼやきだけ読んで、「ローレライ」を勘違いされては困ります。
作者がちゃんと考えて発言している人なのは、話を読めば分かる。

「他国悪で自国善」という短絡な話ではないです。
国家の美辞麗句の建前論を嫌い、
同胞、家族へのシンプルな愛情を示唆する。
セカイ系から郷土的愛国心の健全な発達を促すスタンスというか。

それは、わかる、が。

・やっぱり、亜細亜のご近所から疑わしくは思われるだろう。
・この物語から、ものすごく安易な単純愛国心に転がる奴も多いのではないか。
と、そういう不安も感じてしまう。

隣国にもウチの国にも、単純愛国者いらっしゃるじゃないですか。
最近では、なんとなくハイになって体に火付けてみた、どこぞの国の人とか。
ああいうパフォーマンスとか、島に旗立てた立てないで無駄に刺激しあってしまうのも
なんか、こう、やりきれない気分になる。

李下に冠を正さず、の格言もあるわけで、
自分の言い分が間違っていないからといって、
やたらに挑発的な態度に出るのもどうか、
と思ってしまうわけです。軟弱な事なかれ主義者としては。

*

で、「皆と仲良くしたい」場合には、
できるだけ皆で歌える歌を歌ったほうがいい気がする。
その歌で商売したいならば、なおさら。

映画として、すごくよく出来ているのだけれど、
アメリカには売れないでしょう。
アジアでも買ってくれないでしょう。

別に金儲けのために卑屈になれというんじゃなくて、
できるだけ多くの人に喜んでもらえる物語を綴る
できるだけ多くの人に愛される物語を綴る
できるだけ多くの人に必要とされる物語を綴る
…というのは、ダメなんですかね。 
やっぱ、毒が必要なのかなあ。

*

そういう意味でSFってのは、「仮想敵国」を現実のご近所以外に
求めた物語形式だと思うのだが、
・・・最近どうも、安売りしすぎてアリガタミがないらしい。

ダメなのかなあ、ガンダムじゃ。
ダメなのかなあ、オネアミスじゃ。

*

昔、ベトナム戦争のまっただなかで、オタクが集まった米軍部隊が包囲されて
もうだめだ、とやけくそになって
「こちらカーク船長、通過許可を求む」
とかスタートレックジョークをかましたら、ベトナムでもオタクの間で流行っていて
無事に通してくれた、とかいう怪しい話をどこかで読んだ。

・・・ダメなのかなあ、スタートレックじゃ
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劇場版のスネオ・ジャイアンの様に一年に一回、「あれ、いい奴やん?」と思わせておくと、日本人なんかは結構、好きになってしまうんですが…そもそもあちらでは劇場版だと商売にならないのでしょうしね。

年一回の劇場版でいいとこ見せよう作戦
は私もいい作戦だと思います。
ただ、不思議と「いい奴」と思われるのは
ジャイアンであってスネオではない。 orz
何が違うんでしょうねえ・・・。

いやいや、民度が低いからそれやんないと自分が滅ぶから。国の交渉というのを全くわかってないよね。ディプロマシーってゲームやってみるといいよ。君ではすぐ滅ぶだろうけど。

>くろねこさん
あー。まあねー、多分滅ぶだろうなあ。僕は政治出来ないのはわかってるんですけどねえ。
国の交渉レベルってのは一応理解はしているつもりでいてですね、そこからもう一階層大域的なレベルでの反発力っていうか、それが無くなるとやはりまたバランスは失われてしまうと思うんですよ。
なんかこう、一次微分の成分で「愛国的なもの」を必要とするのと同時に、二次微分的なものも必要というか。
「自分を保持すること」と同時に「自分を変えていくこと」が必要というか。・・・実のところ「自己進化可能なシステム」の分析ってのが、私の最大の関心事でして。
もちろん僕の言動だけを見て行動するようでは、自己を維持できなくて崩壊すると思うんですが、私の言説はそういう、あくまでカウンターパートとして機能する言説である訳です。野党が居ない与党って、たいていは、やっぱり暴走して自滅するでしょ?
追記:
ニュース見てたら、中国の自称愛国者が感極まって涙とか流している様子を報道してました。
まあ確かに本人達には気持ちいいんだろうなあ、ああいう愛国レクリエーションは。多分もう脳内麻薬出まくりでしょう。

>日本が好き 96%
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000505.html
>台湾93%、シンガポール94%、タイ96%
確かにこういうの見ると、ちょっと安心するなあ。
やっぱ近すぎる国ってのは上手くいかんのか。

映画版でのジャイアンは、まさに
>「こいつが居てくれて良かった」
というポジションですよね(笑)
日本もどこかでそういう立ち位置を得ないといけないのかもです。

>映画版でのジャイアン
「危機においてのガキ大将」という効果ですね。
確かに魅力的な立ち位置ですが・・・なんか、そのために危機を必要としてしまいかねない某大国の政治事情などをみると、マッチポンプ商売に陥る危険性に悩まないでもない。
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