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インド編(2)

■3日目■
この日は二手に分かれることになりました。
・WKBさんはデリー博物館にたてこもり。
・N2さんはインド映画の視聴。

優柔不断爆発状態の私は、ぎりぎり最後まで悩みました。

私の脳の中では、小人さんの会議が踊る、されど進まず。
・ちょっとハイソ趣味な小人さんは「デリー博物館は結構凄そうだぞ」というし、
・一方で映画に行くなら、もういっぺん映画館までのリキシャ体験ができたりするなー。
私の優柔不断ぶりにガイドさんもあきれる始末。

結局、インド映画視聴組に参加。
・・・まあ、こっちのほうが、ネタになりそうだから。
しっかり、ブログ対応。実際、十分ネタになる映画でしたが・・・。



映画行きの前に、ガイドさんの家にご案内されました。
なんかこう「フレンドリーなガイド」という方針らしい。
ガイドさんのお宅拝見。
1DKに友人とルームシェアして暮らしているそうな。
日本人の旅行者ととったアルバムを数冊見せていただきました。
へー。

遠慮しないで飲んで、とウイスキーのビンを渡される。
・・・いや、日本では昼飯前からウイスキー飲む風習はあまり無い。
一向にウイスキーに手をつけない私達を心配して、コーラとか持ってきて
「コーラでわって飲むとおいしい」とか色々忠告してくれる。
・・・いや、そういう問題では。
このガイドさん、どうも常時ウイスキーをビンでもって歩いている模様。
お客さんのサービスのためだと思うんだけどね、多分。

あー。そういやこのガイドさんに手紙とかメール書く約束していたような。愛想よくジャパニーズスマイル振りまくってさ。
ほんでもって、まだ書いていない。・・・うーむ。
まあ、また今度・・・。



デリーの映画館。
ちょっと埃っぽいが、でっかいです。
期待していたよりも近代的な映画館でした。
でもなんか、この埃っぽい建物、中学の運動場とか思い出します。
二千人くらい入れそうな勢い。新宿の駒劇場よりでかいです。多分。
「正直、『インドの映画館』ってのには田舎のサーカステントみたいな
 アグレッシブなな映画館を期待していた」
と言って、「それはさすがにインド馬鹿にし過ぎ」とN2さんに怒られてみる。
当然近代国家ですから。特に大都市デリーですから。
・・田舎の映画館はどうなのかな。

映画館にはカメラ持込禁止。カメラの電池を抜かれました。
きっと、映画館盗撮とか、結構多いんだろうね。
売店で昼飯購入してぱくつきながら映画鑑賞。
カレー食にそろそろ限界を感じていた私は、ベジタブルバーガーというのを注文。
確かに、牛肉100%のハンバーガーってインドじゃありえないからな。
当然、マクドナルドは無かったです。ピザハットは見かけたけど。

で、北インドと南インドは文化形態かなり違うんですよ。
「踊るマハラジャ」は南インドの大ヒット映画で、「南部もんなんて田舎もん」と見下している北インドのガイドさんは、あの映画あまり好きでない模様。
まあ、観光で来たアメリカ人が楽しそうに任侠映画の話をしていたら、日本人としては微妙な気分になるだろうという、多分そんな雰囲気。

ガイドさんのオススメは、最近大ヒットのハリウッド調お洒落な北インドの恋愛映画。
・・・どんなもんだろうと思ったのですが、
結構期待以上のインド萌え映画。

そのインド恋愛映画の様子は長くなるので、別ページで。
要点だけ言うと
・おさななじみ、メガネっ娘、年上ドジっ娘の3インド娘キャラが登場します。
・羽賀賢治ライクの主人公はこの3人にモテモテになって優柔不断な大騒動。

要するに、いちご100%のインド版、というか。

N2さんと二人して、この映画の萌え話を色々として、WKBさんを当惑させることに成功。「映画を見る」という選択肢を選んだN2さん、さすがの慧眼です。


映画が予想以上に長引いて、WKBさんとの集合時刻にはかなり遅れて合流。
(私信:いや、ほんと、すまんWKBさん)

いや、もう、集合時間に遅れているのでガイドさんが焦って捕まえたオートリキシーが絶望的なエンジンでして。
行きに捕まえたオートリクシーよりも速度30%減くらい(主観的当社比)。・・・時速20キロ弱くらいかな。
だましだまし走っていたのですが、交差点のまんなかでエンスト起こしちゃって、惰性で交差点脱出。運転手さんはしばらく後ろ回ってエンジンの様子を見てましたが無事復旧して、そのまま続走。まあ、そんな感じにステキなインドのタクシー事情を満喫。


合流後、夜行列車に乗り込んで移動。

インドの夜行列車ってのは、河童でも有名。
寝台車です。日本でも寝台車乗ったこと無かったので、一同、結構大喜び。
インドの2等寝台車は三階建て。
梯子とか特についていなくて、よじ登ります。じゃんけんで負けた私は一階でした。

寝具としてシーツ2枚と毛布一枚が支給されます。
「毛布は月一度くらいしか洗わないから、毎日洗うシーツに包まって寝たほうがいい」
とガイドさんが教えてくれました。
重要な情報だ。

我々とご一緒だった2人は、僧侶階級「バラモン」の人たちでした。インドのカーストの上ではメチャクチャ偉い人たちです。ほら、酒○薔薇事件で有名になったマンガの・・・というとバラモンの方々に悪いので自粛。

「インドは肌の色で身分がわかる」という話が言われますが、・・・確かに。
明らかに肌の色が薄めで、顔の形とかヨーロッパ顔です。
そういや、映画のスターも基本的にはそんな感じのアーリア系でした。周りのバックダンサーが明らかに色黒。なんか、こう、・・・微妙にやりきれないものを覚えます。
こういう社会で平等とか言い出したガンジーさんが暗殺されるのも
仕方ないのか・・・とか思ってみたり。
まあ、日本も人のコトいえませんけどね。全然。

列車には食堂があるらしいのですが、注文&配達方式の模様。・・・「食堂車」ってのにもあこがれていたのですが。
でも配達されたカレーは、とてもおいしかったです。
チキンカレーと豆カレーとチーズカレー。
・・・うーん。どっかで見たメニューだ。

この食事の間、僧侶さん達二人は席を外してました。
気を使ってくれてるのかな?と思ったのですが、
「僧侶階級の人たちは菜食主義です。 だから、肉を食べる人たちを見てるのもダメ」
という、ガイドさんの話を聞いてビックリ。このガイドさんも、菜食主義はじめているそうです。禁欲的だ。

インドで菜食主義、ってことは、チキンカレーと豆カレーとチーズカレーのうち、豆カレーしか食べられなくなるってことなんでしょう。
インスタントラーメンだけで生きている日本人が、とんこつラーメンと味噌ラーメンを封印されてしまったようなものでしょうか。かなり辛いよなあ。
そういえば外国では、大抵どのレストランでも「ベジタリアンメニュー」ってのが用意されてますね。日本じゃ、菜食主義者が生きていくのは大変だろうなあ・・・。


ここで失敗談の懺悔。
暇つぶしにガイドさんの似顔絵を描いてみるか、と思ってスケッチブックを開いてみたんです。いや「河童が覗いたインド」に「スケッチをしていたら周りの人たちとあっという間に打ち解けた」という美談に洗脳されていたのは内緒。
そしたら大失敗ですよ、アナタ。
「なんか描いてるな」という周りの人の視線が気になって、焦る一方。
焦れば焦るほどうまく絵が狂っていく。
そうすると、ガイドさんの視線とか、周りの人の視線とか気になっていく。
一人で勝手に錐もみ落下状態。
Σ(;´Д`)

三枚失敗作を描いた挙句、誰にも見せないようにしてカバンの中にしまっちゃいました。
(TAT||)ウツダシノウ。
あー。私どうも、似顔絵描きとか、出来ないタイプであるらしいことをあらためて認識。ちまたには「スケブ交換」という文化があるようですが、もう僕絶対やりません。断言。


さてさて、
インドの電車ってのは、どうも加速にえらい時間がかかるような気がする。馬力が無い割に貨車をつなぎすぎなんではなかろうか。
(いや、私は鉄ちゃん属性がないので技術的な話は全然知らないで言ってますが)

夜中に一回、貨物列車とすれ違ったんですが、
「おい、そろそろ終わるころだろ」
と突っ込みを3回入れてしまったほどすれ違いにかかる時間が長い。



初めての寝台車・・・でしたが、
夜中、私はどうも寝台車でリラックスして寝るのが下手らしいことが判明。
「貴重品をしっかり抱えとけ」というアドバイスを律儀に気にしすぎたせいかなあ。

夜中、目を開けると、3階のWKBさんのベッドから、シーツが半分ほどぶら下がってしまっているのが見えた。起き上がるのに十分な高さが無いから、一度ベッドが崩れると直す方法が無いのかもしれない。三階で寝るのは結構技術的にテクニックが要りそうだ。

まあ、そんなこんなで、夜の列車。
色々疲れが残ったりもしましたが、窓の外に見える明け方の風景は格別。
白と紫と青のグラデーション見ているだけで、頭の奥の方がしびれてくるくらいに麻薬的な感動。阿呆みたいに三十分ばかり、一向に代わり映えしない景色を眺めていました。

点々とあらわれるローカル駅がまた、いい。
気が付くと「なんとなく駅らしい舗装地帯」が始まっていて、看板みたいな駅の名前表示(?)があって、なんとなく駅が終わっている。・・・多分駅だったんだよな、あれ?違うのかな?
・・・あと、その逆行の朝日に輝く駅の隣でしゃがみこんで電車を眺めていた人、あれは休んでいたんでしょうか。朝のお通じを気張っていたんでしょうか。

とまあ、無責任に冷やかしていますが、あの光景はホントちょっと感激しました。
ターナーとかイギリスであの絵を描いたから印象派と呼ばれているのですが、インドであの絵を描いたら多分ただの写実主義。

そして、4日目、一行はガンジス川と対面する。(だれだらと続く)

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