スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インド編(2)

インド旅行の記録二日目
■二日目■
薄いトーストとジャム、玉子焼き&紅茶のセットを食する。
「いんぐりっしゅ・ぶれっくふぁーすと」を自称する朝食セット。
イギリス人の朝食と形式的にはあっているのだが、どこか感覚が違う。きっと植民地時代の英国紳士たちも、微妙に苦い表情を浮かべたんだろう。
まあ、あのイギリス人に食い物の話で負けるというのは、国際レベルでかなりの失態だ。しかしインドにはカレーがある。SBが真似したあげくに、コピー失敗した度合いを考えると、食生活ではさすがにインドの勝ちだろう。・・・そういうことにしておく。

いざ観光。

とりあえず、寺院に行く。インドだからね。
ind2_01.jpg
なんか、赤かったり白かったりする寺院。
えーっと。そういえば、名前しらねえ。右の耳から左の耳に情報が駄々漏れ。
今ガイドブック調べてます・・・。(少々お待ちください)
あったあった。ラクシュミー・ナラヤンってところ。

ヒンズーな人たちが、いっぱいマジメにお参りに来ていました。ちゃんとした寺院のようです。そんな中で、マジメな信徒さんの怪訝な目を全く気にせずに、ガイドさんが、色々と解説してくれました。

まあ、いっぱい神様がいるわけさ。インドだからね。
そこ等に置かれている動物の像も神様系。
「あのサルは?」「かみしゃまです」
「あの象は?」「かみしゃまです」
「そのイヌは?」「かみしゃまです」
「ライオンもあるね」「かみしゃまです」
「牛」「もちろんかみしゃまです」

あー。一部は、かみしゃまののりものとかペットとかだったかも。
覚えてねえすよ、そんなん。

もちろん、人型の神様のほうがずっといっぱいいます。
どの壁にもその壁にも神様の壁画。
そのひとつひとつについて、律儀な説明を受けていたわけですが、
ほとんどみんな忘れました。もうさっぱりと。

あれです。大雑把に言うと、3x3EYESに出てくる神様キャラ勢ぞろい。以上終わり。

インド行く人は、読んでくといいと思います。
試験にでるかもしれないので。私たちの時には出ました。

いやいや、試験というか、このガイドさん、やたらクイズ出したがるのです。
「このかみしゃまはだれですか?」
「うーんと(知るかよ)
「かみしゃまのおくさまはだれですか?」
「うーんと(それ話すのはお前の仕事だろが)
「三代目のおうさまはだれでしか?」
「うーんと(空が青いなあ・・・)
延々とクイズが続くにつれ
ジャパニーズスマイルの内側がだんだん黒くなっていくワタクシ。

その昔、私の目がまだ純粋な光に満ちていたころ、ドラえもんの秘密道具図鑑とか、特撮の怪獣図鑑とか、表紙もはがれてボロボロになるまで読み返していた頃があったわけです。
私の記憶力と忍耐力の大半は、あそこで使い果たしてしまった。
もう、この歳ではインド神様大図鑑なんて暗記する忍耐力ないです。

基本の3神様が、シヴァとビシュヌとブラフマー。これは知ってる。
あと3x3EYESネタでパールバティ。これも知ってる。
・・・大したもんじゃないですか。
もう、これくらいでいいすよ。記憶容量いっぱいいっぱい。

あ、そうそうハヌマンは知ってます。孫悟空のインド版です。
昔、ウルトラ6兄弟と一緒に戦ってました。
死んだホームレスの少年がウルトラの母に改造手術されて、変身できるようになったんだけど、怪獣ばらばらにちぎって投げるとか、おちつきなく年中動きまくってるうとか、水不足解消のために太陽を説得して地球から遠ざけるとか、そんな話。
ええ、怪獣図鑑にでてましたよ。

そんななかで、怒涛のクイズラッシュに律儀に答えてあげていたのが、予習を怠らない知者WKBさんでした。人間関係を円滑に進める方法を熟知しています。我々がクイズに答えられなくなったのをみたガイドさんは、質問をWKBさんに集中砲火。WKBさん、ガイドさんへのサービス、ホント頭が下がるばかりでした。感謝。・・・そんな温厚紳士の道をひた走るWKBさんでも、時々目がげっそりしていましたが。

まあ、そんなこんなで、神様大国なインド。
神様800万の軍勢を誇る我が国といい勝負ができるくらいの勢いです。
・・・一人一人の濃ゆさを含めると、我が方は圧倒的に不利になってきます。



次に行ったのが、変な感じに高い塔。
あと石造りのなんかの遺跡。
ind2_02.jpg

なんかいかにも世界遺産という感じの遺跡。
世界遺産っぽい風景。
あまりにも世界遺産っぽいので、他にイマイチ感想がわかない。
優等生的な世界遺産です。
名前はなんだっけ、あー「クトゥブ・ミナール複合建築群」です。なんか他にも色々ありました。

いや、すごい建築ですごい遺跡でしたよ。
細工細かいです。 <= 褒め方がいいかげん!

柱に窪みがいっぱいついているのですが、この窪みには、もともと宝石付いた神様の像が入っていて、イギリス人とかがお持ち帰りしてしまった模様。

ガイドさん、これはシヴァが入っていた窪みです、とか
これはヴィシュヌが入っていた窪みです、とか
片っ端から断言。なんかガイドさんにはわかるらしい。
・・・日本人には、おんなじ窪みに見えるのだが。
首をかしげはじめるWKBさん。

塔には登れませんでした。
ガイドさんが言うには、最近地震で崩れてしまったので、
塔には入れなくなってしまった、とか。

へー。

車の中でガイドブックを見たら、飛行機事故で崩れた、とか書いてあった。
・・・微妙に人間不信が始まる一行。


ind2_03.jpg
そういえば、この敷地では、とても愛らしい子犬が、かわいらしく何かお召し上がりでした。リスか鳩かなんか。さすが諸行無常の国。



お昼ごはんタイムです。
「デリーで一番美味しいタンドリーチキンの店」
に連れて行ってくれるらしい。
期待に胸を膨らませる我々一行。

・・・・閉まってました。
デリーで一番美味しいとされるタンドリーチキンの店。

ガイドさん、窓とかドアとか叩いた後、
「私、ずっとガイドしているけど、この曜日にこの店が閉まってるの初めて」
防御的な笑みを浮かべながら告げられる。

・・・微妙に人間不信に陥る一行。

そのそばにある「中国料理の店」に案内される。
「晩御飯をここで食べる予定だったから、順番が交換になっただけ。
 ノープロブレム」
・・・はあ、なるほど。



世界万国を股にかけて、TVゲーム事情の調査しているN2さん。
これまでに、台湾、韓国、中国、タイ、などのフィールドワークを進めている。
…一説には、ただのパチモンゲームマニアという噂もある。

インドのTVゲーム事情についてもフィールドワークを希望。

「デリーの秋葉原に相当するところに、つれてって。」


…なんか、商店街みたいなところに案内される。
昭和五十年代ごろの空気感の漂う、ふるきよき商店街のカオス。
一つ一つの店は小さいが、店の数はやたら多い。競合他社万歳。
そのなかに、電気屋は3つくらい…。
秋葉原だ。

残念ながら、成果とよべるほどの成果はなかった。
アメリカで売ってそうなやつの輸入品がほんのちょっと。
大画面テレビとかも売っていた。日本ブランド。
こんなんあったよ、と笑っていたら、
日本ブランドの一応付いている家電とか、やたら売込みされて、へこむ。



次に行ったのは、えー、なんかすごい世界遺産。
ind2_04.jpg
こんなん。
フユマーンさんのお墓だって。

綺麗です。はい。
赤い土と緑の芝のコントラストが目に痛いほどです。

はー。
と感心するばかり。まあ、すごいですよ。ええ。



ガンジーの墓を訪れる。
マハトマ、マハトマ。
この旅行の参考に読んでみた「河童が覗いたインド」とかでは、時代を反映してか、やたらガンジー崇拝が為されていました。で、わたしも崇拝しておこうかと思いました。
いや、まあ、普通にマジでガンジーさん尊敬しておりますので。

寺院とかヒンズーの神様とかどうでもよくなってきましたが、
ここでだけは結構厳粛なワタクシ。
まあ、ガンジー関係の基礎知識は、ヒンズー教よりはたくさんあったので、
ガイドさんが色々言ってましたが、早くもすっかり聞き流すモードに。

非暴力・不服従の名の下に戦い続けた男。
不可触民とされていた人たちを、神の子と呼び、
宗教差別や人種差別やめようとか言い過ぎて、
保守反動に拳銃の弾を打ち込まれた20世紀の聖人。

ガンジーの墓、青い空と、風が通って、広くていい所でした。


そこでたった一枚だけ撮った写真。
ind2_05.jpg

・・・どして私はこういうとこに目がいくかな?
人生を反省します。反省。
微妙系ゴミ箱。感動、台無し。
「USE ME」のあたりで下品なジョークが飛び交いましたが、世の紳士淑女の顰蹙を買わないように記載自粛。



定番のインド門を見た後、
大統領官邸にも行ってみる。

なんてえか、金かかっているところは無駄に金かける国だ。
金かかってないところには、全く金かけない国だ。
メリハリが利いているとも言うが、利きすぎ。

この辺もガイドさんが適当に見積もってくれたところ。
ガイドさん、こういうところは結構まめにいい仕事します。
いいガイドさんでしたよ、色々契約にないところまで案内してくれました。
その分、追加料金をくれとアピールされましたけどね。
「会社のしと、もっともっとたかいです。わたしガイドする、やすい。
 会社ごしぇんえんとかかかります、わたし、十ドル」
翻訳しますと、会社を通すと、追加料金が高いから、今サービスでこっそりガイドしてやっている、だから追加ガイド料金を奮発してくれ、と。
大事ですね、自己アピール。

それらの建物なんですが、ガイドさんによると
「しぇんきゅうひゃくしゃんじゅういちねんにできました」
・・・ちなみに、この台詞を、この日5、6回聞いた。
ガイドさんの話を総合すると、インドの建物の半分くらいは1931年製か1932年製である疑惑。1931年って、インドでは、なんかあったのか?

・・・微妙に人間不信が悪化する一行。



オールドデリーに向かう。
デリーってのは、新しい新市街と旧市街があって、生活水準も衛生観念も段違い。したがってオールドデリーってのは、いわばインドの下町。デリーの中のデリー。
ここをリキシャで移動。
絶対に通れそうにない隙間に、左右2cmくらいのマージンを残して入り込もうとする三輪車。そもそもデフォルトで座席が傾いていたりするし。
そんなリキシャに乗っていて、車にパッシングされると、相当怖い。力の差が明白すぎる。いざと言うときのダメージは致命的だし、向こうは意に介しなさそう。大企業にパッシングされる中小企業の社長の気分ってこんなんなのかな?
N2さんと私は一緒のリキシャに乗ってたんですが、自分の乗っている側が車道側になると微妙に無口になる二人組。

そんなこんな感じで走り抜けたオールドデリー。
私が「インド」という言葉に期待したものは、かなりここに詰まっていました。

殺人的な人口密度とか、
無秩序な交通渋滞とか、
人間の香りがするお店とか、
スリの見習いとか、

一言で言うとカオス

たとえば、
バスの扉は当然のように開いたまま走っているわけです。それは当然。
が、そこから乗り出しているオッサンが、車体をバンバン叩きながら、周りの車を怒鳴ってしかりつけている。どうみても普通の乗客なんですが、「あんた人力クラクションに任命されたのか?」というくらいの張り切りぶり。箱乗りしているヤンキーさんくらいのテンション。

なんか、妙にやる気なく、そのくせ妙に生き生きとしている。そういう人々の大群。
そんなオールドデリー。

なんか、こういう空気は絶対に写真には撮れないよな・・・とか思いながらも、おもわずシャッターを押し捲ってみる。
ind2_07.jpg
シャッターを一生懸命押し捲ってみている私のジャケットの左ポケット近辺を狙っていたらしい少年(未遂)の写真をWKBさんが一生懸命とっていたりしました。そっちの写真はWKBさん保有で、今手元にないのが残念。

まあ、案の定、写真では何もわかりません。
ただなんとなく懐かしい感覚を覚えてしまう街でした。
戦前の日本とか、アジアの出発点はこういう空気なのかなあ、
・・・とN2さんと話していた。
あとでその話をしたらWKBさんは、むしろここはアジアの終局点かも、というようなご意見。一理ある。

ここは近代の波にあくせくする発展途上国家ではなく、五千年の歴史が生み出した発展完了国家なのかもしれない。



で、イスラムの寺院に到着。

いい。
この日見たさまざまな建築物の中で、一番素直に美しいと思った。
イスラム寺院は偶像崇拝が禁止されてるので具体的な絵画デザインが一切ない。
その分幾何形状を生かしたデザインが目覚しくスタイルを深めている。
こういうデザインをやらせると、イスラム美術はピカイチのようだ。

ind2_08.jpg

建物に囲まれた四角の空間。その外にはオールドデリーのカオス。
ときどき群れを成して鳩が飛んでいる。

なんかそのまま押井守が好んで映画に出しそうだ、というのが
雰囲気を伝えやすい言い方だが、そういう言い方をすると台無しか?



晩飯の前に、インドの民族舞踏を見ろ、と案内される。

開演一時間ほど前に到着。
「始まるまで、ちょっと時間があるから、お酒でも飲んで待っていてくれ」と。

一同了承。

・・・こういう言い方された場合には、傍のバーで時間をつぶすのかなー
とか思っちゃったわけですよ。日本人の発想で。まあ、それもいいだろうと。

そして、
だだっ広い体育館みたいなホールの一番後ろの座席に、横一列に並んで座って、開演を一時間待つことになった我々一同。

あのー薄暗いよ、ここ。
寒いよ、微妙に。
広くてオープンだよ、空間が。

ガイドさん、自分の鞄を開けて、ウイスキーのボトルを渡してくれました。
・・・ありがとう。
しばらくして、コーラと紙コップを3つ持ってきてくれました。
コークハイで、いけ、と。
・・・ありがとう。

でもさー。お酒でも飲んで待っててくれ、ってのはさー。そのねー。つまり。
・・・こういうことだよね。はい。そうですね。



次第に人が集まり、・・・12人くらいになる。
外国人観光客ばっかしだ。
ホールの収容人数が150人くらいか。
さむい。

三十分くらいすると、ヒゲのおっちゃんが舞台の袖に出てきて、
タイコたたき出す。
ind2_09.jpg
ind2_10.jpg
おっちゃん、そのままハンドドラムだけで10分ほど熱演。ドラムソロ。
もう、ノリまくりですよ。・・・おっちゃんが、な。
多分、楽屋で一番えらいのはこのオッちゃんだと思う。

・・・いつ始まるんだろう?
と皆が思った頃に踊りが始まる。

まあ、いろんな地域の踊り。
劇のスタイルだったり、男女のフォークダンスもどきだったり、
基本的にはだれる展開。

終盤、太鼓叩きの兄弟が現れる。
このブラザーズ、太鼓叩きながらブレイクダンス張りの回転を始める。
ここでは、異様なテンションを魅せてちょっと盛り上がる。

さらに、頭に7つのツボを乗っけたおばちゃん登場。

おばちゃん七つのツボを頭の上に抱えたまま踊っていると、
普段着のあんちゃんがやる気なく剣持って現れる。
剣5本くらいを刃を上にして下に敷いて、帰っていく。
その上におばちゃん立つ。拍手。
普段着のあんちゃんがやる気なく剣持って帰っていく。

おばちゃん七つのツボを頭の上に抱えたまま踊っていると、
普段着のあんちゃんがやる気なく銀貨みたいなのを洗面器に入れて持って現れる。
その銀貨みたいなのをジャラジャラかき回してアピールして、帰っていく。
その上におばちゃん立つ。拍手。
普段着のあんちゃんがやる気なく洗面器持って帰っていく。

そんな感じ。
多分やっているノリはドリフで言うとヒゲダンス。
ただし、カトちゃん側に、まるでやる気感じない。

終わった後でガイドさんに聞いてみた。
「あの、銀貨みたいなのなんですか?」
「ガラスの破片です。」
それをアピールしろよ!

「あの頭の壺なんですか?」
「水はいってます。全部で何十キロもあります」
それをアピールしろよ!

エンターテインメントにおける、リアクションと解説の重要性を再確認しました。

・・・なんで、こんな電撃ネットワークみたいなのが民族舞踏になっちゃったんだろ。どっかの芸人根性丸出しな暴走系の奴が妙な伝統を作っちゃったんだろうなー。「去年はここまでやったから、今年はここまでやらなきゃ!」とか言って。
・・・本当にそれは民族舞踏か?

# なんですごい世界遺産については書く事なくって、
# イマイチな民族舞踊にこんなに筆が進むのでしょう?



デリーで一番おいしいタンドリーチキンを出すらしい例のお店で、
晩飯を食する。
チキンカレーと、豆カレーと、あとなんかのカレー。
至極美味し。
インドでカレーが美味いと思ったピークがこの日の食事でした。



とりあえず、一日ですでにして世界遺産がおなかいっぱい状態。
3日目の日記では、インドで大流行の萌え映画の紹介だ!(つづく)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

3tohei

Author:3tohei
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。