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理想のタッチ

「XXXの絵に似ている」というのは、絵描いているといろいろな人に言われます。
特に私みたいにクセの強い絵を描いていると。
test001.jpg

私は人前に本音を出すのは苦手なので、大抵、内心を顔に出さないように「はあ」とか言う。またはその場ではいきなり反論とかもするので、淡白に見られるようですが、内心では結構動揺したり喜んだりしている模様です。実際、そういう意見をいただくと結構、一月くらいの間はこっそりと喜んでいたり悩んでいたりする。
そういう意見を聞くと、ころころとタッチの方向性が変わっていってしまうくらい・・・。

皆さん有名どころの大家を例に挙げてくれるので、私の脳のうぬぼれ細胞は、落ち込むよりは、むやみに喜ぶことが多いようです。豚もおだてりゃ木に登るといいますか。・・・登れないけどさ。
冷静に考えればお世辞半分、っつうか大部分なんですが、それでも喜んでしまう。

一番喜んだ例は、金田チムスケさんをあげてもらったときですかねえ。あと、「むげにん」の沙村さんをあげていただいたことも2、3回ありました。昔ミリタリー色が強かったときにはボトムズで有名な塩山紀生さんをあげていただいたり、塗りが濃かった時代(今もか)には安彦良和先生を話題に出していただいたり。光栄な限りであります。
・・・ってなんで最後だけ「先生」なんだろ。皆、雲の上の人なのにねえ。
ホント、雲の上ばっかりだ。
言われた文脈をよく考えてみりゃ、「方向性」の話であって、技量の絶対値は関係ないんですが、それでも嬉しいもんです。ホント単純だね、絵描きなんて人種は。

「誰の絵を目指しているのか」ってのも、それとは別に色々とあるようです。

昔、高校生くらいのころ夢見たのは
「切れるような細い線と、最小限のトーン、はっきりしたベタで」
というタッチでアクションなマンガを描いてみてえナア、と。
今、三輪マンガ小畑マンガなんかでは、そういう夢描いたタッチが現実のものとなってしまっているわけですが。

ペンがちゃんと使えない人間には、このタイプのタッチは不可能らしい、と気がついて、どうしようか悩み中です。・・・もっと若いうちに気づけよ、俺。
ちなみに今日の絵は
・こまめに削った鉛筆で基本ライン
・スキャン後にペインターで黒ベタ部分を追加
というパターンで描いてます。これが私の手持ちの手法では、一番理想に近いのかなあ・・・。描くの比較的早いし。でも、このサイズで観るとまだしも、この方法、実は高解像度の印刷に耐えないのデス。
鉛筆主体の絵で高速にきっちりベタを塗る方法を検討中。

異邦人の一巻を描いたときに
「ページが白い」
という意見を言われました。あらためて見て「・・・確かにそうだ」と思って、二巻から、急遽PowerToneを導入。今のWebマンガ版はその延長線上。でも、むやみにトーン使った絵はお前らしくない、と友人に言われたことも。ベタをキッチリ入れて、白を白のまま使いまわすってのは、未だに目標ではあるんだよなあ。
・・・背景をちゃんと描いて、線をきれいに描けば、トーン使わんでもいい気がしてきたが。

あ、やや古めの劇画っぽい、というのはよく言われます。
多分要するに、「センスが足りないけど何とかしようと線を重ねてしまう」とそうなるんですよ、これは。
これについては、ちょっと反省して、絵を整理して垢抜けさせる必要があるんでしょうねえ。

蛇足として、
「女の子が描けない」と、マンガの方向性が著しく限定されることに気づいて、必死で練習してみたのが20代入ってから。・・・もう手遅れの感強かったですが。
こういう、「今までの方向にカウンターをあてて修正する」というのは、今までもしょっちゅうやってます。女の子をマジメに描けるように、ということで目標に選んだのが窪之内マンガだったりしましたが、理想未だに遥か遠く。そのときにいっそ、赤松マンガとか選べなかったのが、私の変にゆがんだ見得=癌なとこかも知んないけど。

あー。今晩は要らん愚痴をだらだら書いてしまったような。
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