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ボブサップ哀歌

悲しいとき(悲しいとき)
ボブサップが顔へのパンチに萎縮して縮こまってしまっているのを見たとき
(悲しいとき:ボブサップが顔へのパンチに萎縮して 縮こまってしまっているのを見たとき)

日刊スポーツ:サップ野獣の証明!再起戦堂々散る/K1
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-040627-0005.html
が公式見解だそうですが、私にはこの写真どう見ても、野獣の顔に見えませんでした。
どちらかというと、勝負なんてどうでもいいから、早くリングから降りたくて仕方の無い人の顔。
テレビで見ただけですが、まあ、すっかりパンチアイ状態というか、まともに打ち合いなど出来なくなってしまったように見えました。
(パンチアイってのは、「はじめの一歩」で出てきたボクシング後遺症でして、めっちゃ怖い大阪人であるところの千堂選手と戦うと、潜在意識にトラウマが刷り込まれて、それ以降全くまともに戦えなくなっちゃうという奴。でも、googleで引くと、一歩がらみのネタしかないんだよな・・・。ほんとにボクシング用語?)

ボブサップ、確かに中間距離での蹴りはうまくなったけど、至近距離になるとあわててしまって、折角練習したはずのパンチ技術は見る影も無い・・・。もう、駄々っ子状態で半分泣きべそかきながら殴るだけ。

以前から、
「打たれるのが嫌だから、必死で暴れている間に相手がダウンしてしまう」
という力任せの勝利が多かった気はするのですが、先の藤田戦が決定的なトラウマになってしまったのでしょうか。

まあ、高田(元)選手も、
「俺も最後までパンチで目をつぶっちゃうクセが治らなかった」
とか、「最強」を謳っていた人間としては、えらく言っちゃいけないことを今月のNumberで言ってました。パンチは怖いものでしょう。私も殴り合いとかしない人なので、偉そうなこという資格などありません。

特に、日刊スポーツの記事の
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-040627-0005.html
>試合前日に風邪と復帰戦の重圧で発熱し、
>おう吐した。前日会見を欠席した。
後ろの「重圧」ってのが、かなり深刻な中身を物語っているような気がする。

体がすごいからって、シロウトに無理やりいろんな試合をやらせ続けた結果ということなのでしょうか。格闘技向きの性格じゃなかったみたいだしナア。
でも商業価値はすごかったからなあ。
結局、どの団体も手放す気はさらさら無くて、あっという間に消費されたか・・・。使い捨て時代なのですね、グスン。

谷川さんの解説が、正直、聞いてて辛かったです。
「サップは頑張っている。よくなってきた」
まじかい。目つぶってるやん。手が出なくなっちゃってるじゃん。やばいじゃん。つうか、あの表情見たら、これ以上戦わせるのはヤバイってのは誰でもわかる。

・・・団体としての願望と、現状がずれているときに、どちらを優先するか、ってのは難しいですが、どうもちょっと最近コメントが無理やりすぎます。
ボクサー参戦の時とか、どんなにしょっぱい試合でも、呼ぶのに金かかってるから
「いい勝負だった、この選手の今後が楽しみ」
というコメントになってしまう。自己肯定作文かっての。・・・まあウチの会社でも良くやってますね。「僕たちは間違っていなかった」というシステム維持のための作文。

以前、駅で野球少年たちのポスターを見ました。ワンダフルライフとかいうドラマの広告で
「みんなで見る夢は、あきらめるのが難しい」
というフレーズがキャッチコピーらしいです。
このフレーズを読んで

まさしく

と呟いてしまいました。国家の失敗とか、会社の失敗とか、ホント大抵みんなそうです。満州国建設とか、株バブルとか、あの会社とか、この会社とか、そのシステムとか。金とコストのかかった夢は、あきらめるのがすごい難しい。もう、カタストロフまでは一気呵成の進軍で、赤信号になりそうでもシステムは急に止まれない。
・・・え?このフレーズはそういうネガティブな意味じゃないって?あ、さわやか野球ドラマですか。まあ、ホントはおんなじことなんですけどね。

まあ、そういう事態のなりゆきは良く知っているので、谷川コメントについても、同情はします。
折角、ゴールデンタイム7時から持ってきたのに、頼みのボブサップ再起戦を、死んでも「ヒドイ凡戦」などと認めるわけにはいかない。ミルコはPrideに取られ、新興勢力は今ひとつメディアに載らず、かってのスターたちも輝きを失い、4times championのホーストに至ってはK-1の軽い扱いに腹を立ててプロレスに出場する始末。今ボブサップという看板が無くなったら、タイソン来るまでK-1を支えられるか、全く分からない。
気持ちは分かるんだけど、・・・あまりに状況と解説が乖離するとコメントに重みが無くなるし、客も冷めますよ。 また、バブル崩壊しちゃいますよ。

小川直哉は「壊しあいの格闘技から、ショープロレスに戻るべきだ」という
意見をこれまた今月のNumberで言っていました。
俺たちはプロ。プロは仕事で戦っている。仕事ならば、安全に終身雇用を目指せ、ということか。多分正論だ。「格闘技」は仕事にするには消耗が早すぎる。
確かに、ほとんどの選手にとってはその方がいいのだろう。
格闘技の現実:「キャラクターを売っているショービジネス」 としても、その方が絶対に楽だ・・・。

谷川さんも、もともと「わかりやすくて見栄えのする試合」を重視して、「地味な実力者」ホーストをあまり取り上げなかった。その代わり、「巨人」とか、「超デブ」とか、「謎の武術」とか、「誰某の親戚」とか、分かりやすい奴らをたくさんクローズアップした。こういうK-1のプロレス化というかショービジネス化が悪い、という説もある。でも、「玄人好みの試合」というのは、金にならない。Prideでも、ノゲイラの試合とか凄いのに、強すぎるけど人気はパッとしない、ということでずっと軽んじられてきた。やっぱり、スターは顔なのか!?

結局、日本人には(日本のビジネスには)真剣勝負は酷過ぎるのかもしれない。
もっと予定調和的な「なあなあ」世界が向いているということなのか・・・。

そのうち、この辺の、ヒーロービジネスの「虚と実」という話を書いてみようかなあ・・・と思ったりもする。
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