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残念な人として生きる方法

大学の発表で「残念」という評価をいただいたりした。
単に悪いという訳ではない。着目点はよくアイデアも面白い。うまくやれば一流の研究になるかもしれない可能性は感じるのだけれど、一流の研究として出すには詰めが甘い。

これを一言で言うと、残念。

考えてみれば、僕はよくこの「残念」という評価をもらうことが多い気がする。
会社でもいろいろと「面白そうなプロジェクト」に参加したりしたが、私の関わるプロジェクトは野心的すぎて残念な結果に終わったりもしがち。

書いてきたマンガも、中身を読んでくれた方には「面白い」という評価をいただいたりしたのだが、どうも、そのまあ、売り上げとか読者数とかでは、いろいろと残念な部分も多い。ビジネスという奴は難しい。

日常生活では、とにかく驚くほど「残念」な人間なのですな、これがまた。
忘れ物とか落とし物とかうっかりとか、かなりの高レベルで残念だ。
僕の友人100人に訪ねれば、90人は「残念な人」という意見に同意することだろう。
ただし、100人も僕の友人が見つかるかどうかが不明なのでアンケートはできていない。



ここ数年にわたって「残念でない人」になろうと数年にわたり努力をしてきたのだが、・・・どうにも、その努力自体が残念な感じになっている。

基本的には
・興味本位で頭をいっぱいにする
・目の前の興味に気を取られるとほかのことを忘れる
・だから整理ができない
・過去のデータが整理できていないので、複数の物事がごっちゃになる
という具合で、悪化していく。まさにADHDの典型例。

結局、やることを増やしすぎず、一つづつしっかり整理して終わらせていけばいいという、当たり前の結論になる。なるのだが、それが実現できなかったから、こういうことになるのだよなあ。
結論が当たり前なので、すぐ改善できそうにも見えるが、結論が当たり前なのにこれまで実現できなかった内容というのは、どうにも改善できない。
orz



苦しんだあげく、それは「残念な人のままで生きていく」という方法を、もう一度あらためて検討しようと考えている。

一番有望な案は、残念でない人に「使ってもらう」ということなのだが、使っていくうちに残念さがあらわになってくるので、いろいろ問題が生まれていく。
別の案として、残念でない人を雇ってカバーしてもらうという案があった。このたび嫁さんという協力なサポーターが現れたので、実現可能性を検討している。だが、嫁さんとの情報連携とかで問題がおこってしまうと元も子もない。

「残念な人脱出」→失敗→「残念なままで生きていく」→失敗→「残念な人脱出」→失敗→「残念なままで生きていく」→失敗→・・・

という繰り返しをやってきたわけですな。



しかし、残念であるということは、悪いことばかりではない。
僕の発想は、いつも「普通の人」にとっては、斜め上方向に飛んでいるものらしい。
それはきっと、頭の中が整理できていないためなのだろう。

普通の人は、教えられたことを教えられた通りに覚え、役に立たないものを捨ててしまう。
だから、決められたときに決められたことを思いだす。
僕は、教えられたことを早とちりして大まかに覚え、役に立たないものを残しておき、決められていない間違った場所で思い出す。
それが的を得ていれば「面白いアイデア」になるわけなのだろう。

間違った場所に持ってきたアイデアなので、行き詰まることも多い。普通の人は順当なアイデアを進めているので、まあそれなりにきれいに話をまとめて、きれいにことを終わらせられるのだが。
だが、そういうアイデアは順当な話なので、いろんな人が皆思いつくので競争激化。いわゆるレッドオーシャンという話になる。
僕の発想は、いつもアナロジーで組み合わせたわけ分からない連結をしているので、他人と競争しないですむことが多い。

いわゆる、荒れ地に住む開拓者と、土地所有権を主張する農民の対立というやつだ。
開拓者は、人間同士の争いが嫌いなので、「きちんとした人」がその分野に入ってきたのなら、安い価格で土地を明け渡して、また別の土地を耕しはじめる。

ビジネスとしては、開拓者は損だ。農民は自分の「所有」を社会の中に生み出して生きていく。一方で、開拓者は、自然とか技術とか神とか、そういった目の前の何かと格闘しながら、社会の外で生きていく。社会の中に置かれた権利は「利子」がつく。開拓者は自分の手で生きているので「人からの利子」がつかない。

そのかわり、開拓者の人生は、きっと農民の人生よりも多様性と好奇心に満ちていて、少しだけ楽しい。僕は、もともとせわしない競争社会の嫌いな開拓者人間なのだと思う。だから、今のままでいいのではないかとも、すこしだけ思うのだ。



考えてみると、僕が書き始めたブログの始めのコンセプトは
「自分の『残念さ』をエンターテインメントとして昇華して生きていく」
というものだった。

なんだか、マンガを書き散らかしたり、偉そうな批評を書いたりなんだり、エンターテインメントぶった話をやったあげくに、立ち位置が分からなくなっていた気がする。

やはり僕はアマチュアなのだ。アマチュアとは技術を愛する者。とりあえず金にしようとか考えず、あまり多くの人に伝えようとも思わず、僕の目が面白いと思ったことを、僕の口で言葉にする。
それがまあ、僕の人生を、エンターテインメント化するということなのだろう。

なるべく、気楽にやっていこう。
移行して、多分まだ、ほとんど他人に見えていない空間。
そこにぼちぼち、誰にともなく言葉を並べる。
まあ、糞忙しいこの時期に、優先順位を考えずに「無駄なこと」をしているように見えるかもしれません。が、他人から「無駄なこと」と見えるものこそ僕の人生の本質にして、僕の力の根源。ま、いろいろと大目に見てやってください。
 
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終わらない物語

オワコンという言葉があるようだ。
「終わったコンテンツ」嫌な言葉だと、個人的には思う。

そもそも、子供の頃から流行ものとかあまり考えていない。
幼稚園の頃には、早朝からやっている再放送のマジンガーZに熱狂して、マジンガーZおたくになった。小学校の頃、古本市で買ったレンズマンに熱狂して、SFおたくになった※。アニメ化もされていたのだが、小説版レンズマン以外はよく知らなかったりする。

当然、周囲の子供でマジンガーやレンズマンなど知っているともだちは居なかったのだが、一人でいることが平気な人間だった。



ものを作る人間、とくにプロの人にとっては、視聴者の「数」が死活問題であるのは分かる。
でも、視聴者としては、世間の流行についていこうとする感情というのは、この歳になってもピンとこない。たぶん、持っている情報の量と早さを競うことに「勝ち負け」の感覚を抱くもんなのだろうなあ、とか推測はするんだが。
よくわからん。

まあ、そういう他人と同化したいという願望が、社会とビジネスの源泉なんだろう。
そういうズレが、ビジネスマンになれない理由なんだろうなあ、と凹みはする。



この世界で、活発に活動して、いろんな「業績」を残していくには、「多くの人に評価されたい」というモチベーションが大事なんだろう。ただ、仏教徒みたいな発想すれば、そういう願望が個々の人間を不幸にするのだろうし。

まあ、なんつうか。
単に読んでいる人間たちが終わるのだ。物語が終わる訳ではない。
結局僕らは、自分の乗っている電車の窓しか見えないのだろう。



いや、SFは広すぎるし深すぎるので、SFおたくなどというのはおこがましい。
「SFを知らない人にSFおたくと思われている人」というのが正確な表現だろう。
・・・という言い訳を言うこと自体が、SFおたくの特性だ。

このところ

このところ、すっかりブログでの雑文を書いていませんでした。
こういうのは、書かないでいると手が書き方を忘れそうで怖い。
このところ、すっかりマンガも描いていませんでした。
こういうのは、描かないでいると手が描き方を忘れるので怖い。

なぜ書くなかったかというと、論文で手一杯だったから、というのが理由の一つ。
なんか、書いたら行けないような気がしていた、というのが理由のもう一つ。
後者の方が問題だ。
締め切りに追われているときに、「無駄」なことをするのは、気が引ける。申し訳ないような気がする。許されないことのような気がする。
これを自粛という。

自粛というのは、日本人の得意技だ。一人の妄想世界で空想上の恐竜と格闘を繰り広げる格闘家のように、だれが発しているかも分からない空気を一生懸命読んで、一人で粛々と敗北を認めて、静まり返ること。人はそれを自粛という。

恥ずかしながら不肖三等兵、自粛の罠にはまっておりました。
なんか、書いちゃあいけないような、誰かに見張られているような、誰かに言い訳続けなきゃ行けないような、そんな気がしていたのです。

昨今では、猫も杓子もジョブズ教にはまり、Stay hungry, stay foolish.と宣っているようです。
hungry精神の方は、あまりない人間なのですが、せめてfoolishだけでも。
空気を読まずにfoolishに生きる勇気とか、ここのところ見失っていたようです。
どうせ、あがいたって、僕にはそつなく生きるなんて無理なんだから。
精一杯、気楽に、がんばらずにいられるように、全力を挙げてゆるく生きようと思いました。
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