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カーネーションがよい

最近、NHKの朝ドラを嫁さんと見るようになった。
数年前には、まさか自分が朝ドラ見る人間になるとは思わなかったのだが。

「カーネーション」という連ドラ。いや、これがまたすげえ面白いのだ。
脚本家はただ者ではないし、役者もカメラワークもただ者ではない。

カメラを派手に動かす細切れ演出を使わず、長まわしで役者まかせに演技させる。役者の質がいいのでこれがまたハマるのだ。いうなれば、素材の良さを殺さないように、最低限の手数で刺身にする日本料理的な方式。これはすごいと思った。素直に関心。

ドラマについては、ハリウッドに勝てねえなあと思っていた。CGでかける金額規模が違うのはともかく、脚本でも短期的な視聴率だけ狙った、ベタベタなネタしか出てこないで、テレビにがっかりしていたのだが。

やっぱり真の勝負所は役者だねえ。
日本のドラマは、やはりこういうオーソドックスな攻め方が合うのかもしれない。

これに比べると、大河ドラマの平清盛は「スピルバーグ以降のハリウッド風」を狙っている気がする。
要するに、大量の絵コンテでマンガを作り、それを忠実に実写にする、というモンタージュ方式。
カット切りまくるので、脚本家の裁量でテンポの良い話がつくれる代わりに、役者の演技力が生きにくい。
どうも役者のとりえが、顔だけ表情だけになりがち。

まあ、この方式はこの方式で、いっぱい名作作れるんだけど・・・。
このモンタージュ方式って、じつはデジタルハイビジョンと相性悪いんじゃないかと思う。
モンタージュって「雰囲気」で見せるものなんで、色とボケ味の良いフィルムとか低解像度ビデオとかで作った方が味が出る気がする。
平清盛は、たくさんエフェクトとスモーク炊いて、そういう絵をポストプロダクションで無理に作ろうとしている雰囲気がある。

だが一方で、デジタルハイビジョンは、クリアな絵と彩度の高い絵に向いている。
だからカメラ振り回さずに、引いた絵をまわしっぱなしにして、じっくり演技させる方が印象が良くなるんじゃないかと思うんですよ、多分。カーネーションはこれで成功しているんじゃないかと思う。

まあ、それも、脚本と演技力あってのことなんですけどね。
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